Amazonのアフィリエイトプログラムに加盟するのは日本からでも可能である。
しかも簡単な手続きで開始することができるため、日本の個人サイトでもたまに見かけるようになった。
Amazonの売り上げは、最新の四半期の決算によると、約3億ドル。
年商に換算すると12億ドルになり、この金額はちょうど日本の紀伊園屋書店の年商に匹敵する。
インターネット上にのみ存在する仮想店舗が、わずか数年で年商1000億円を超える規模にまで急成長した背景には、気前よくコミッションをキックバックするアフイリエイトプログラムの存在がある。
現在、このプログラムは、新規顧客獲得の手段として、書籍販売に限らオンラインショッピング全体で広く採用されている。
丸善のような有力チェーンが通信販売するパターン、東販や日販のように取次と呼ばれる卸業者が小売りに参入するパターン、してヤマト運輸のような宅配業者が新規事業として書籍販売に参入するパターンなどに分類できる。
の中でも、「紀伊国屋BookWeb」は比較的早く参入したこともあり、現在では登録会ブで販売する。
同社では、2000年に20億円、将来的には売り上げ全体の10%をオンラインショッピングが占めることになるだろうと予測している。
紀伊国屋BookWebの強みは、店舗にある200万冊の在庫情報をウェブに活用できる点である。
1999年内には、新宿店など主要店舗の在庫状況がウェブで検索できるシステムを公開する予定である。
面白い存在なのは「BookCub本屋さん」である。
全くの異業種からの参入で、ローコスト経営をコンセプトに、着実に売り上げを伸ばしている。
和書120万点、洋書70万点のデータベースも独自に構築した。
1999年内には月商5000万円に達する見込みである。
パソコン・周辺機器のオンラインショッピングは、最も成功しているインターネットビジネスの一業態である。
パソコン、周辺機器、ソフトウェアの対消費者向けオンラインショッピング市場規模は、1999年には35億5000万ドルに達すると予想されている。
パソコン・周辺機器のネット販売の先駆者的な存在は、オークション会社としても有名なOnsae・comである。
同社は1994年にカリフォルニア州マウンテンビューに本社を設立して以来、業界のリード役を務め、1998年はコンピュータ関連品を中心に2億5000万ドルの売り上げを達成した。
常時1万点を超える商品がオークションにかけられていて、会員数は50万人に達している。
なお、会員は圧倒的に男性が多いのも特徴のひとつである。
競争心を刺激して市価より安く購入できる権利を勝ち取るオークション式販売は、男性に向いているといわれている。
ゲーム感覚で楽しめて、スリルも味わえ、エンターテインメント要素が強いことも人気の秘密だろう。
いそれにしても、Onsae.comが初期の段階でパソコンや周辺機器のネット販売普及に貢献したことは間違いない。
ネット直販型が大ブレイクインターネットは、パソコンメ、一カーのあり方のものを大きく変えてしまった。
の典型例が、ネット直販型の登場である。
DeComputerはメーカーでありながら、販路をほぼインターネットに限定することで流通在庫を大幅にカットし、他のパソコンメーカーを圧倒する価格競争力を武器に、一気にシェアを伸ばした。
DeComputerのサイトでは、年間50億ドルを超える売り上げがある。
この数字は、対事業所向けが中心だが、最近では対消費者向け販売にも力を入れてきている。
同じような直販はGatewayでも採用しているほか.compaqなどの大手メーカーもオンラインショッピングに参入している。
しかし、他のメーカーにとっては単に販路が増えたに過ぎ、ほぼ1週間分の在庫しか持たずないDeComputerの価格優位性は揺らいでいない。
対消費者向け販売としては、EggheadとOutpost・comがともにウェブでの販売で年間1億ドルを超えている。
1984年創業のEggheadは、コンピュータ、ソフトウェア、消耗品などを販売するディスカウントストアだったが、1996年にインターネット販売を開始したところ好調だったため、1998年に店舗を閉鎖してオンライン事業に特化した。
現在では、インターネット上でのみ販売を行っているが、1999年7月にOnsaeとの合併を発表し、さらなる規模の拡大を目指している。
サイトの構成は3つの柱から成っている。
「コンピュータと周辺機器、ソフトウェア」「生産余剰品の直接販売」「一般消費財を含めたオークション」である。
在庫品・余剰品を中心に扱うサイトだけに、商品の売り方や返品等の説明が非常に丁寧、明快であり、安心感が得られると好評である。
取り扱いアイテムは4万点を超え、「手に入それにくいモノでもお値打ち価格で」をモットーにした安売り販売を武器に、月間訪問者数700万人という人気サイトに急成長した。
Outpost.comは、1995年5月にわか2人でスタートしたベンチャー企業であるが、いまやパソコン販売のリーディングサイトの地位を確保している。
彼らの成功の要因は、高度なログ分析手法にあるが、それも並大抵の方法ではない。
アクセス状況をリアルタイムで監視して、必要があれば1時間おきに商品の掲載順位を入れ替える。
取り扱っている14万アイテムすべてを一度に見せることはできないので、いかに優先順位を付けるかが勝負になる。
Outpost・comはそれを、徹底的なログ分析をもとに実際の店舗を運営するようなきめ細かい対応で実現しているのである。
日本の場合フマップは取り扱い商品約2万点と国内最大級で、1999年度の売り上げは35億円を目標にしている。
パソコンは、新商品が次々と発売されるうえに価格の変動が激しい。
よってサイトに掲載する商品リストは、データベースから条件検索で呼び出したデータをHTMに自動生成する形が主流になっている。
このビジネスの構築するか、という点だろう。
また、集客戦略としては、新規客向けにはお買い得を強調した「オークション」、リピーター向けには中古品の買い取りや販売に力を入れるところが多い。
日本の場合は、大手量販チェーン店がオンラインショッピングに参入するケースが目立つが、Outpost・comのように、店舗なし・在庫なしで挑戦するベンチャー企業の登場も期待されている。
日本では量販店が先行日本では、ツートップの売り上げがインターネットで月4億円を超えているのを筆頭に、フマップやラオックスも月数千万円から億円の売り上げを達成している。
ツートップは、格安で仕入れた特価品を、事前の予告なくウェブに掲載して先着順に売るなど、1日に何度も常連客が特価品チェックに訪問する仕掛けを作っている。
オンラインショッピングでの販売はまだまだ伸びると見て、小売店各社は力を入れてきた。
在庫も持たずに17万タイトルのCDを扱うバーチャルショップをオープンした。
当時は、設備やシステム構築にコストがかかったため、立ち上げに約5000万円の投資をしている。
なお、現在の取り扱いは約25万タイトル。
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